Dual EQ Edition (Dust & Hiss Independent Tone) + Optical Dynamics
Vintage Sound Emulator(ヴィンテージ・サウンド・エミュレーター)は、WAV・MP3などの音源を、1920〜40年代の古い映画の光学サウンドトラックのような音に変換するブラウザ用ツールです。帯域制限、ホーン共鳴、真空管風サチュレーション、光学コンプレッション、映写機のワウ&フラッター、フィルム劣化、劇場リバーブ、ダスト(チリチリ音)やヒスノイズなどを個別に調整できます。
1920年代後半から1940年代にかけての映画は、フィルムの片側に光の濃淡として音声を記録する「光学サウンドトラック(オプティカル・サウンド)」方式を採用していました。この方式は、記録できる周波数帯域が狭く(おおむね 100Hz〜5kHz 程度)、歪み、ノイズ、ワウ&フラッター、そして独特のホーン共鳴(スクリーンの裏に設置されたスピーカー・ホーンの特性)を伴います。本ツールは、そうした制約を「味」として再現するためのエミュレーターです。
ワウ&フラッター(Wow & Flutter)とは、映写機やテープレコーダーの回転ムラによって発生するピッチの揺れのことです。ゆっくりした揺れを「ワウ」、速い細かい揺れを「フラッター」と呼びます。古い映画の音声にはこの揺れが必ず含まれており、現代の音源に加えることで「あの時代の空気感」を作り出せます。